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ネット中傷厳罰化と現状における問題解決のやり方とエゴサーチ調査について

社会問題化しているインターネット上での誹謗中傷に対応する為に、侮辱罪が厳罰化される見通しとなった。

インターネット上では誹謗中傷を受けた方が自殺するなど、誹謗中傷を行った人物に対する刑法は「侮辱罪」で裁かれるが、現状の時効1年から3年に延びる。また、「1年以下の懲役・禁固または30万円以下の罰金」と重くなる予定である。

文部科学省の調査では、パソコンや携帯電話などを用いた中傷の件数は、2019年度1万7924件。5年前の約2倍以上と多くなっている。

ネット問題に詳しい弁護士は「抑止力にはなるが、十分ではない。根本的な解決を目指すには教育などを通して啓発を続けるしかない」と話している。

このネットでの誹謗中傷が大きく問題となったのは、フジテレビのリアリティー番組「テラハウス」に出演し、会員制交流サイト(SNS)で中傷を受けたプロレスラー木村花さん(22歳)の自殺が契機となった。母親の響子さん(44歳)は、「一歩進んだのはありがたいが、命を落としたり仕事が出来なくなったりという被害の重さを考えると、まだ軽い。これで終わりではなく、始まりとしていろいろな働きかけをしていく」と力強く語っている。

さて実際に誹謗中傷を受けてしまったら、どのように対応すればよいのだろうか?まずは、自分自身で出来る事とすれば運営会社に対して連絡を行い、誹謗中傷などの文章削除を依頼する事だろう。その時に大事な事は、感情的にならずにあわてずに画面の撮影やスクリーンショットやログを保管しておく事が大事になる。

次にやれることとすれば、『誹謗中傷ホットラインへの連絡』が有効だと思う。誹謗中傷ホットラインが国内外のプロバイダ等に利用規約に沿った削除等の対応を促す通知を行ってくれる。『誹謗中傷ホットライン』とはインターネット企業有志によって運営される一般社団法人セーファーインターネット協会(SIA)が運営している。ネット上の誹謗中傷に対して、掲載されているサイトに利用規約等に沿った削除等の対応を促す通知を行うと記載されている。

最後はやはり警察や弁護士への相談であろう。政府(法務省)が示しているPDFの手順が一番わかりやすい。この表では、『法テラス』『サイバー犯罪相談窓口(警察)』『違法・有害情報センター(総務省)』『人権相談(法務省)』『誹謗中傷ホットライン』などを網羅して説明している。各省が窓口を設置しているのがいかにも日本の行政らしいが、それだけ現代社会の問題として大きいと認識しているからであろう。

エゴサーチとは、自分自身がインターネット上やSNS上でどのように評価をされているのか、調べる事を言う。自分自身や自分の経営しているお店の評判、または関わっているサイトへの評価を調べます。ネット上で自分自身がどのように思われているのか?を調べる行為です。略してエゴサともいわれます。

具体的にどのようにして自分自身を調べるのか、エゴサーチの方法は以下の通りです。

(1)Googleなどの検索エンジンに、自分の名前やハンドルネーム、ペンネーム、ニックネーム、関わっているサイトやブログの名前、URL、SNSのユーザーIDなど、調べたいワードを入力して検索します。検索されたページから評価を知ります。

(2)Twitterの検索ボックスに自分の名前やハンドルネーム、作品名やサイト名など気になるワードを入力して検索します。他人が自分の事をどのようにつぶやいているのかわかります。

(3)Instagramでのエゴサーチも、PC版の場合は上部にある検索フォームを使って行います。(スマホ版は画面下部の虫眼鏡マークのタブが検索欄となります。)検索方法は、エゴサーチしたいキーワードの先頭に「#(ハッシュ記号)」を付けて検索フォームに入力します。

(4)検索エンジンでエゴサーチをするときは、Googleエンジの画像検索もかけてみるとよいでしょう。思わぬところに自分の写真がアップされている可能性もあります。

エゴリサーチではメリットやデミリットがあります。メリットは、自分自身の認知度や他人の正直な意見がわかりますし、炎上しそうなコメントに対して早めの対処もできます。

デミリットは、他人の正直な意見が大きなストレスになる事もあります。ご自身の考えと他人の考えが一致せずに誹謗中傷に近い意見も見る事になるでしょう。

当社では、ネットでのいじめやエゴサーチ(エゴサ)の調査をご依頼者様に代わって行います。ご自身では調べる事が不安だ。もしくは、心理的にストレスがかかり調べられない方も多いです。またはどうしても客観的になれないのでレポート(報告書)が欲しいなどのケースが多いです、まずは、ご相談ください。

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