インターネットでは様々な探偵社・興信所があります。残念ながら数ある探偵社の中には、調査レベルが非常に低い探偵社もあります。しかし、ホームページではまるで全国ネットの探偵で、尚且つ、調査レベルが非常に高いと表記をしているが実力が『なんちゃって探偵』も多いです。一般の方が探偵に依頼する事はほとんどありません。ですから、一般の方がどの探偵社がどのレベルかわからないし、探偵業者・興信所の善し悪しがわからないケースがほとんどです。残念な事に他の探偵社とトラブルになってから当社に相談される方も多いです。このケースは本当にに残念ですし、探偵業界の発展にも繋がりません。

探偵歴24年の現役探偵で探偵に一生を捧げようとしている私が、どのように優秀（普通以上）な探偵を選ぶのか？または、どの探偵がNGがぶっちゃけ公開いたします。

まず、逆にNG探偵のパターンを紹介します。

①探偵事務所に行く事を拒まれる。（工事中だとか、相談者が多いとか言って探偵事務所にいけない行かせない。また、クーリングオフの説明をわざとしない。住所を元に探偵事務所に行ってみたら駐車場だったなんてケースも未だにあります。）

②探偵事務所がアパートの1室だったり、マンションの1室で私生活感がある。（調査員がいないか、もしくは調査をどこかに丸投げしている可能性が高いです。）

③調査料金が全額前払いは絶対にNG！（仕事をしていないのに高額な前払いはあり得ません！）

④『すぐに（今）契約をするように圧力をかける。』（相見積で負けるのがこわいから、目の前の契約をとにかく成立させようとする。）

⑤報告書のサンプルが無い。（どのような調査結果が出るのかイメージできない。最悪、調査報告書さえなく口頭で説明する探偵事務所もある。）

それでは、逆にどのような探偵事務所がGOOD、もしくは安心できるのでしょうか説明いたします。

①探偵事務所を訪問すれば、探偵だけで活動しているのかすぐにわかります。（なんちゃって探偵は、探偵としての経験や歴史がありません。ほとんどが探偵だけで生活できずに副業をしています！調査員が実際いるのかも事務所に行けばわかります。）

②見積書を提出できる。（一般の会社では見積書・調査提案書は当たり前ですが、まだ見積書すら出せない探偵事務所も多いのです。）

③調査料金は、着手30%程度。調査終了してから残金の支払いがどの業界でも普通です。探偵だからと言って全額前払いは、探偵業界の悪い風習です。（お金を先に支払ったら、良い仕事は望めません！）

④報告書のサンプルがあり尚且つ、今回の相談に対する調査目的の達成させる項目を文章化できる。

⑤自社で調査が完結できるのかを見極める。調査を外注するのがこの業界では多い。また、下請けに出して手数料を得るブローカー探偵業者も多いです。

以上が、探偵業界をよくしたい私のアドバイスです。一人でも多くの相談者に知っていただきたい内容です。

総合探偵社ガルエージェンシー仙台青葉　所長　松本努

SNSやインターネットは生活の一部となっている。また、世界中の人と簡単に連絡がとれるようになっている。エゴサーチとは、検索エンジなどを使って自分がまわりの人にどのように評価されているのか？を確認する事である。芸能人や有名人が、または自分が経営する企業（会社やお店）がどのような評価や感想をもたれているのか？ネット上の評判はどうなんだろうか？と調べる行為をいう。略して『エゴサ』ともいう。

エゴリサーチを行う人は、芸能人やインフルエンサーだけでもありません。自分のインスタやブログなどが、周りの人からどのような評価を受けているのかを調べる方もいます。また、子供がいじめなどにあっていないのか？と親が子どもの名前でエゴサーチするケースもあります。

エゴサーチはとても簡単に行う事が出来ます。Googleなどの検索エンジに、自分の名前やハンドルネーム、ニックネーム、URL、ブログの名前、お店の名前などを入力し検索します。Googleなどの画像検索を行うケースもあります。

Twitterの検索ボックスや２ちゃんねるや５ちゃんねるで、個人の名前が晒されているか調べる方法もあります。

またはGoogleの検索エンジンで、

• 田中太郎 site:2ch.sc
• 田中太郎 site:5ch.net

などと検索をすると、2ちゃんねるや5ちゃんねるの書き込み内容を検索できます。「site:」とは、Googleの「検索式」という検索方法で、指定したサイト（ドメイン）内からのみ、検索を行うことができます。

エゴサーチは全てご自身で簡単におこなえます。しかし、『どうしても自分では検索する自信がない。』または、『誹謗中傷のコメントを読みたくない。』といった方は友人などに頼む事も有効です。

注意点としましては、噂話や誹謗中傷のような悪意を持った書き込みをする人は、「隠語」と呼ばれる間接的な言葉を使って投稿しているパターンがあります。

顔の特徴を呼び名にしたものや、名前の漢字の一部を分解したもの（神をネ申とする）などを使って検索回避を行っているケースも多々あります。簡単な隠語は、田中太郎→田中●郎などと、名前の一部の文字を変えるだけですが、画像やスタンプなどの隠語になると捜し方が複雑になります。

隠語による誹謗中傷はなかなか捜せませんが、まずは友人や知人のTwitterやインスタやフェイスブックなどを確認して気配を見つけ出す事になるでしょう。一般人個人の場合、噂話や誹謗中傷をデマを拡散させている発信源でエネルギーが高いのは、残念ながら友人や知人になります。グループＬＩＮＥで誹謗中傷を受けているケースは、グループＬＩＮＥの誰か味方を付けないと発覚する事は難しいでしょう。

善意ある第三者がネット上の誹謗中傷を忠告したり、リークするケースも多くなりました。また、法律の改正も行われています。

浮気調査のその後をケース毎に紹介説明致します。私共ガルエージェンシー仙台青葉に、浮気調査をご依頼されて、浮気の事実を知った場合のその後です。

①即日配偶者を問い詰める！やはりこのケースが一番多いでしょう。『探偵を雇っていたんだけど、浮気していましたよね？』と配偶者間で話し合いを始めます。浮気の証拠はありますので、まずは謝罪が出来るのか？が一番の問題点でしょう。中には、浮気に対する謝罪すらなくそのまま離婚話へヒートアップのケースもあります。

私がご依頼者様へアドバイスしている事は、1週間から10日間程度冷却期間をおくべきだ。と勧めています。浮気が発覚した当日の話し合いは感情が優先し、相手の非難だけの話し合いになりがちです。夫婦間または親子間をどうしたらよいのか？即決できる内容でもありませんから、1週間から10日間ほどクールダウンしてお互いに考える時間をおくべきでしょう。

離婚に進むケース、元鞘に収まるケースに大きく分けて別れるでしょうが、どちらにせよ大事な事は浮気に対する謝罪があるのか？が一番大事です。

もしも元鞘におさめて夫婦関係を継続するにしても、謝罪ならびに誓約書は絶対に書かせるべきです。1回目の浮気発覚後の行動が、2回目3回目の浮気を防ぐ事になります。1回目の浮気発覚をなんとなくうやむやにすると、2回目3回目の浮気を行うケース確率が非常に高くなります。謝罪の文章や、『今後浮気をしません』の誓約書はかなりの浮気の抑止力になります。

それでは残念ながら離婚に至るケースはどうなるのか？を説明致しますと、協議離婚（話し合い離婚）、裁判所による調停離婚、1年以上かかる裁判離婚と大きく分ければ３つの離婚のやり方があります。

主に離婚の時には4つの話し合いすべきテーマがあります。親権・養育費・財産分与・慰謝料です。お子さんがいないケースや、子供が成人しているケースは親権・養育費の話し合いは不要です。全てにおいて落としどころ（着地点）をお互いに決めなくてはいけません。養育費などは裁判所が参考にしている養育費算定一覧表がありますから、それほど金額のブレ幅はありません。また、財産分与も夫婦になってから蓄えた財産もしくはつくった借金を分与する。の基本ルールがありますから、お互いに話し合えるテーマです。こじれるとすれば慰謝料でしょうか？浮気によって離婚に至った場合の慰謝料の相場は、150万円～350万円が80%の割合です。この幅でどの金額で着地点をお互いに決めるのか？これがなかなか決まらないです。

協議離婚（話し合い離婚）がダメなご夫婦は、裁判所の調停を利用する事になります。だいたい1月に1回調停が行われます。男女の調停員にお互いの話を聞いてもらい、アドバイスを受けながら歩み寄れる金額を決めます。調停の良いところは第三者に入ってもらう事と、エネルギーを使い疲れるという事ですね。最初は双方エネルギーはありますが、3ヵ月４ヶ月となると「もういいかな？調停員のアドバイスでいいかな。」と妥協し始めます。

さて、100組中１～2組が本裁判離婚へと進みます。協議離婚もダメ、調停離婚もダメなケースです。本裁判は必ず弁護士を雇わなくてはいけません。また、1年から1年半程度の時間がかかります。そして最後に判決をもらう事になります。

それじゃ一体どの離婚の方法がよいのか？私の長年の経験からお勧めするのは協議離婚（話し合い離婚）です。結局のところ落しどころ（着地点）はそんなに極端な事にはなりませんので、お互いにクールダウンしながら前向きに話し合う離婚が一番お勧めです。

②浮気の事実を探偵の報告書によって知るが、話し合いをあえてせず様子を見る！女性の依頼者に多いケースです。夫の浮気の証拠を掴んだのに、敢えて今は何もしない。このような女性の大きな理由は2つです。1つ目は、浮気の時効が3年ですから今は敢えて夫婦喧嘩をせずに様子を見る。2つ目は、子供の学業との関係です。高校に入るまで・高校を卒業するまでなどと、子供の学業が落ち着いた節目で離婚を切り出す奥さんが多いです。

また、浮気の時効3年を利用して準備をされる方も多いですね。仕事を探すとか、タンス預金を増やすとか、夫と別れた後の生活をキチンとイメージして準備期間を設けるタイプです。

失敗するケースを挙げてみます。夫婦間での話し合いを行わず、先に浮気相手と話し合いを行うケース。このケースの目的は、現状のまま夫婦関係を継続したい。浮気相手と先に話をつけて、黙って別れてもらいたい。などの目的をもっています。しかし、この方法はかなりの確率で失敗し、逆に話がこじれます。速攻で浮気相手がLINEなどを使い、『奥さんが来ているんだけど‥。』などとご主人に連絡します。ご主人は、『なんで先に俺と話をしないんだ！』などと逆切れして結局こじれる事がほとんどです。

まずはご夫婦の問題から解決する事を強くお勧め致します。浮気相手との交渉はその後で充分です。