お知らせ・トピックス

認知症の高齢者の財産

Q:認知症の高齢者の財産を守る方法として、法律上どのような制度がありますか?

A:その高齢者に後見開始の審判を受けていただくことが考えられます。認知症により事理を弁識する能力(判断能力)がない状態の方は、家庭裁判所で後見開始の審判を受ける事が出来ます。この審判を受けた方(成年被後見人)にはその財産を管理する権限を与えられた成年後見人が付されます。成年後見人は、成年被後見人に代わって(成年被後見人の法定代理人として)、施設への入所契約などの重要な取引を行う事もできます。

また、成年後見人は、成年被後見人が結んだ契約を後から取り消す権限を持っています。ただし、生活用品の購入など日常的な取引については、後見開始の審判を受けているというだけでは取り消すことが出来ない仕組みになっています。

妻と不貞した女性に慰謝料

一般的な不貞行為とは、配偶者が異性と複数回性的な関係を持つことであった。

過去の判例では、夫と男性との肉体関係に対しての見解は、夫と男性の関係について、民法770条で定める5項目の離婚事由のうち、不貞行為ではなく「その他の婚姻を継続しがたい重大な事由」と位置付ける名古屋地裁判決が私共探偵業界の常識であった。

しかし、性的マイノリティが複雑となった現代社会においては、同性の不貞(妻と女性、夫と男性の性的な行為)も不貞行為とみなされる判決が先日に出た。

配偶者の立場からみれば、妻が男性と性行為の関係を持つだけではなく、同性である女性との性行為も不貞行為となったわけだ。時代とともに法解釈も変わった。しかし、同性との性行為の立証は私共探偵の立場からすれば、なかなか難しい現場になるかもしれない。

デートDVを知っていますか?

暴力(DV)には6つの種類があります。

  1. 「体」への暴力(身体的暴力)
    ●殴る、蹴る
    ●髪や耳などを引っ張る
    ●物を投げつけたり、突飛ばしたりする
  2. 「精神的」への暴力
    ●何を言っても無視をする
    ●バカにする
    ●携帯電話をチェックする
  3. 「心理的」への暴力
    ●何を言っても無視をする
    ●バカにする
    ●携帯電話をチェックする
  4. お金にかかわる暴力(経済的暴力)
    ●借りたお金を返さない
    ●遊びに行った際にかかる費用をすべて出させる
  5. 性的な暴力(性的暴力)
    ●キスやセックスを強要する
    ●避妊に協力しない
  6. 社会的隔離
    ●配偶者の生活や人間関係、行動に対して無視をしたり制限をしたりする
    ●実家や友人との付き合いに制限をもうけて配偶者を独占しようとする

デートDVは、親密な関係にある人から振るわれる暴力のことを言います。高校生や大学生のカップルの間でも、大人のDVと同じことが起きています。これを「デートDV」と呼びます。

DVなどでお悩みの方は、 『配偶者暴力相談支援センター』や『警察』などに一度相談して、客観的立場から的確なアドバイスを受ける事をお勧めします。

私共探偵や調査会社の立場からのDV被害を受けている方へのアドバイスは、DVを受けている事実の証拠をとりましょう。

証拠のとり方は、まずは音声の録音で十分です。スマホの録音アプリや、専用のICレコーダーを購入し、DVの言動を録音します。出来る方は撮影などもあった方が良いでしょうが、録音で十分だと思いますし簡単です。ハッキリとした音声でなくても大丈夫ですから、第三者に認めてもらえる証拠をとります。

デートDVの場合は、一度距離をおくのも有効です。お互いに一時距離をおき、相手に対する感情を再確認するクールダウンする時間も必要です。二人だけの世界では、DVに対して慣れてしまう事や繰り返される事が多いです。

悩んでいたら、まずは相談です。当探偵事務所でも相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。

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