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東北における同和問題(部落問題)

以下の文章は、私が2009年7月23日にブログに書いた日記です。閲覧数が多いので、関心がある人が多いのでしょう。この日記を書いてから14年の月日が経ちましたが、東北における実情は全く同じであります。

おはようございます、宮城県・山形県を中心に活動する猫使い探偵です。

我々探偵業者が行っていけない調査項目の一つにに、差別調査がある。

色々な差別調査となり得る項目があるだろうが、その中でも多いのが

部落問題・同和問題関係である。

ガルエージェンシーは全国ネットであるから、極めてたまに大阪・奈良などの

所長と話をする事がある。

そうすると、この手の話題になる事がある。

しかし、我々東北・北海道ブロックでは、全くこのテーマに関する意識が低い。

東北に住む調査員で、部落問題・同和問題の言葉すら知らない若い調査員も多い。

我々東北人も、部落という言葉を使う。

どのように使うかと言うと、部落=ちょっと田舎の地域=ザイゴ が多く、田舎の集落

と言った意味合いが多い。

具体的には、以下ような会話である。

お前は、どごの部落や?(君は、どこの地域出身者ですか?)

俺は、○○市の○○の方だ。

んだがした。結構ザイだな。(ほう、そうかね。そこは、結構田舎だね。)

などの会話が多いだろう。

私も、数年前に関西の責任者達と飲んでいて、このような会話を同じ東北の所長と

話をしていたら、周りがびっくりしていた。

我々は、部落の説明を普通にしたのに、「おい、やばいぞ!何言ってんだ?」なんて

雰囲気だった。

私も、10年以上宮城県・山形県の現場責任者で、相談者と話をしてきた。

この話題になったのは、過去2件である。

(いづれも、関西近郊の相談者だった。)

そのうち、1件が最近だったので、本当はどうなんだろうか?と疑問に思った。

現在調べている途中である。

現在、判明した事は、

東北地域のも被差別部落といった地域は、実際存在した。

特に、東北の各地域の城下町に存在した。(仙台・会津・米沢・弘前など)

特に、地元仙台を地域テーマとして調べた。

古い地図を見たら、多分削除した後を確認した。(虫が喰った後の様にしている。)

その地域も私は良く知っているが、差別をされている感覚は全く無い。

東北の他県は、多少調べ切れていないが、結果はやはり「東北に部落問題は無い。」

に落ち着くと思う。

過去には実際に存在したが、現在は無い。

その理由も色々あったが、有力な説は、「差別した地域が狭すぎた。」が一番正しい

と思われる。

あまりにも、小さなエリアだった為に、消えるのも早かった。が正解だろう。

結論は、東北に部落問題・同和問題は無いである。

私自身、調べていくうちに、嫌な感覚に陥った。

被差別地域があったとしたら、だから何?その地域を知って、何なの?

この差別の言葉すら知らない、若者調査員がいる事は、良い事である。

感覚的は、インドのカースト制度の話をされても、身近じゃないしよくわからない。

といった感じ方である。

東北には、部落(ちょっと田舎の集落)という言葉は通常に使われる。

お前、どごの部落や?  (君は、どこの田舎の出身者ですか?)

部落じゃねえべや。上杉のセレブだべ。 (田舎の方じゃないよ。上杉のセレブじゃ。)

んだがした~。やっぱり品があるっちゃね。(そうですか!やはり品がありますね。)

(上記は2009年の自分自身の日記から抜粋しました。)

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